取材地域は、主として群馬県の前橋市です。 |
群馬県立自然史博物館は富岡市にある。富岡市といえば世界遺産の富岡製糸場で有名だ。博物館へのアクセスは、上信越自動車道の富岡ICで降りるのが便利だ。 今回は群馬広報のクイズで当たり、入場券2枚を贈られたからである。何年か前に一度見ているから2回目ということになる。 ところで現在、新型コラナウイルス感染症が発生している最中であり、見学は通常時に比べて異例の厳重さが求められていた。当面の間、時間指定・人数制限による事前予約制・入れ替え制である。 1日3部隊に分かれて各2時間の見学をするのであるが、僕らは第一部隊150名で9:30〜11:30の2時間である。今日は日曜日のせいか、ファミリーが結構多い。3密など気にしないであちこち歩き回る。親もあまり注意をしない。学芸員もなぜか遠慮している。そのうち子供達は飽きやすくて親の手を引っ張って先へ行ってしまった。 右側の写真はボーンベッド。Wikipediaによれば、古生物の骨や骨の破片を多量に含む特定の地層または堆積物のことをいうとある。 ガラスの床の上に、おっかなびっくり載る。歩くのが恐いくらいだ。掘削をする作業員はマネキンを使っている。
恐竜は個別の名前が覚えられない。
1時間半程の見学ですっかり疲れてしまった。その理由は迷子になったような気分と同じである。それと自然光ではなく人工の光の世界に閉ざされて体内時計が同調できなかったと思われる。 この後、一之宮貫前神社に行った。社殿の配置は独特で、本殿が境内入り口よりも低い位置にある。いわゆる「下り宮」である。ここもコロナ対策が執られていた。
群馬県前橋市小屋原町の一角に、それがある。駒形町と隣接しており、あまり気がつく人はいない。
この辺から下流側へ約100m程の範囲に繁殖している。
本来、きれいな川に生えるべき梅花藻が、なぜこの広瀬川に生えているのか不思議である。広瀬川は川と言っても農業用水としての役割が大きい。水路の構造は逆台形のコンクリートブロック組である。水量は季節によって変動し、田圃の泥水が流れ込むこともある。決して環境は良くないのに、なぜか健気に梅花藻がユラユラと揺れているのである。 梅花藻は滋賀県米原市の地蔵川が有名である。「居醒の清水」として、平成の名水百選に選ばれている。 話は変わって、先程の琴平橋であるが、すぐ近くに琴平神社と言うのがある。橋の由来はそれから来たのだろう。
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