サクラソウ自生地<2020.5.1> サクラソウ自生地は、群馬県桐生市新里町赤城山にある。新里町は以前は独立した”新里村”であったが、2005年(平成17年)に桐生市に編入合併した。 自生地の入口には小さな駐車場がある。すると、ご覧のような看板が掲げられていた。
気の毒ではあるが、やむを得ない。どこでも同様な措置が執られていると思われる。 駐車場から鏑木川の沢に下りて行く。自生地までの遊歩道は、周回道路になっている。同方向に時計周りで歩行するのが効率的である。他の見学者とぶつからないで済むからだ。
実際の写真は次のとおり。
サクラソウの群落に隣接して沢の下流側に、ニリンソウが群落している。その説明板が下の写真。
そして実際の様子が下の写真である。花びらは5弁で一株から2本の茎が伸びていて、可憐な花が2輪咲いている。
一巡して駐車場へ戻った。見学時間はせいぜい30分、そう大きくない自生地だが、よく管理されていていた。雑草は刈取られ遊歩道の急なところは丸木の階段になっていて歩きやすく、子供でも危険なく見学できると思われた。 ところで資料によると、新里文化財保護協会の方々が草刈りや、パトロールなどを行い、その努力により守られているとのこと。平成8年に群馬県の天然記念物に指定されたというのである。 サクラソウ自生地は、環境破壊や盗掘などにより、全国的に貴重なものとなっているそうだ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ここを退去して、帰宅ルートにある龍真寺に寄った。ここには、ぼたん園がある。桐生市は元々ボタンの咲く名所が多く、その季節にはよく訪問する。
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