八ッ場ダム/シリーズ14<2019.11.30> シリーズ13で、台風19号によるハプニングにより、思わぬ貯水量が起きたことを述べた。その後、それがどうなったか気になっていたのであるが、11月6日、工事事務所から『八ッ場ダムファン倶楽部会員』を対象とした特別見学会のお誘いがあった。テーマは「八ッ場ダムの天端(てんば)から水を貯めた様子と、ダム下流の状況を見学する」というものである。 11月30日11時、右岸の川原湯湖畔公園パーキングで出欠をとった。その上で国交省のヘルメットを被り、普段は閉鎖されているバリケードの扉を開けて入場した。 ダムの右岸から左岸を見た映像である。湖面はシリーズ13の時には茶色に濁っていたが、今日は青色に澄んでいる。
この白い四角の固まりは何か?。実はダム湖の流木を回収するための網場(あば)をロープで支えるアンカーで、左岸にも同様のアンカーがあり、ダム本体を守る役目をしている。(シリーズ13参照)。
左岸のアンカーは、画面の左上にある見放台のコンクリート基礎がその役目を果たしている。茶色の数珠みたいなウキコが網場(あば)である。
ダムの天端では工事が続いている(青色のネット部分)。
ダム天端(てんば)へのアプローチ。集団は見学者。
ダム直下の左岸では、群馬県企業局の水力発電所の工事が行なわれている。
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